根性ババ

 朝日新聞4/23付けの、いしいひさいち「ののちゃん」に、懐かしいフレーズが出てきた。

 ののちゃんがテレビに向かって笑いながら、「根性ババ色やな」と言うのを聞いたお母さん、「のの子に変なことば教えたやろ」と婆さんを問い詰める。
 「なんのこっちゃ」ととぼける婆さん。お母さんがなおも問い詰めるも、お婆さん、あくまでシラを切る。それでもなお疑うお母さんに向かって婆さん、「根性ババ色やな」。

 「根性ババ色」……
 果たしてこのマンガ、関西圏以外の人に理解できたんだろうか?

 関西人のわしも久方ぶりに、このマンガを見て、そー言えば昔、よー言うたな……と思い出したフレーズ、「根性ババ色」、または「根性ババ」。

 「ババ」は「うんこ」で、すなわち「根性が(ババのように)汚い」の意。

 その昔、「ばら色」あるいは「薔薇」というフレーズのある歌謡曲を、「ババ色」「ババ」と置き換えて替え歌にもしてました。
 「♪バ~バが咲いたバ~バが咲いた、真っ赤なババが~~~……」
 「ババ色の未来」なんて言い方もしてた。「お先真っ暗」の意ですね。

 バイトしてたホテルの厨房では、「鶴田ピンチ!」というのが、「便所行ってくる!」という隠語だった。
 (全日の)鶴田がピンチに陥ると、「馬場(ババ)」が出てくる……

 そー言えば、近頃とんと「ババ」という呼称を聞かないのだが……

 うんこを「ババ」と呼んだ地域は、おそらくは関西圏だけだと思うのだけど、いったいにどの辺りにまで浸透してた言葉だったのでしょうね?
 誰か調べてくれんかの?

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大は小を

 先日、大阪は堀江の喫茶店で昼飯食った。
 以前からたまに利用する店なのだが、ここはマスターが本職のコックらしくて、喫茶店だけど「飯」メニューも充実した店であり、ことに何種類かあるオムライスのランチが「なかなか」の店で、しかもお値段リーズナブル、今店名を度忘れしてしまってんのがとても残念だが、昼飯には絶対にオススメのお店である。

 で、本題はやはり「便所」なのだけど、この店、かなり古い店で、お店の外観・インテリアなどなども総じて「油まみれ」な感じで、かなりくたびれてんのだが、その便所もやはり、なかなかにレトロなのだった。
 もちろん、きちんと掃除はされているのであるが、ここの便器というのが、いまや「絶滅危惧種」ではないかと思われる、「和式大小兼用器」なんである。

 皆さんの近所で最近、見ます?これ。
 少なくともわしは、久方ぶりに再会しました。

 いまや「和式」もまた、絶滅の道をたどっているとも思えるのだが、「洋式」普及に至る過程で生み出された日本独特の便器。
 それが、「和式大小兼用器」。

 個室に入ると、段差になっていて、その上段には、やや通常より「深い」和式便器が、三角形にとがったお尻を、下段に向けて「つん」と突き出している、あの形状。
 そういえば何年か前、これの「水洗式」でない「ぼっとん」式のものを、京都の山科の、やはり喫茶店で見たことがあったのを、今思い出した。

 今から30年以上前に、東京で住んでたアパートの共同便所も、これだった。
 狭いニッポンの住宅事情にあわせれば、「大」「小」それぞれの便器がひとつで済む「洋式」の普及は、もはや必然ともいえるのだが、しかし、「洋式」の、便器に「じかに座る」という方式の普及には、我が国のばーい、長い長い時間を要したんである。
 この国独特の「ケガレ」てのが、その底にあると思うのだけど、「洋式は嫌だ」、「でも便器はひとつにしたい」という相反する要求の解決策として生み出されたのが、これ。「和式大小兼用器」なのだ。

 元は「汽車便所」から始まったのでは?と思うのだが、これの起源も、いずれ調べてみましょう。

 とまれ、かつての「その辺」でいくらでも見かけたこの「和式大小兼用」。
 気がついてみれば、「絶滅危惧種」になってるではないですか。
 これは早急に「便所遺産」として登録しておかねば……とニワカに焦りを感じている今日この頃。
 ああ、なんであの店で写真を撮っておかなかったのか……来週、またここで昼飯食うか……

 ウォシュレットの普及が、これの絶滅に一層の拍車をあっけるのは必定……なぜなら同じ「大小兼用」でも、和式で「ウォシュレット」は不可能だ……なので、なおさらに急がねば、と決意の本日なのだった。

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便所張り紙考

Benjoharigami_sannnomiya
 長いこと……実を言うとここがあるのを本人のわしが忘れてしまうほど長いこと放置してしまった……これでいったいブログといえるのであろうか……

 ともあれ思い出したので、本日はここに記しています。

 便所には、どこの便所であれ、さまざまな張り紙がしてあることが往々にしてある。
 「できるだけ便器に近づいてご使用ください」てのは、男子小用便器によくある張り紙だが、大でも小でも、できるだけ「きれいに使っていただきたい」という張り紙が多い。
 最近のコンビニ便所などには、
 「いつもきれいにお使いいただき、まことにありがとうございます」
 という、「汚すなよ」という警告を、先手必勝先読みのオブラートに包んで掲げているところが多いようだ。
 先回りして「ありがとう」と言うて、「おお、これは汚すわけにはいかん」という心理になるのを期待しての張り紙だろうけど、こないだ入ったコンビニの便所には、上記張り紙に「いっつも汚してすまんの また掃除しといてや ありがとう」という落書きがされていた。

 「きれいに」系に次いで多いのが、「異物を流すな」という警告だろうな。
 添付した写真は、わしがお仕事してる学校の便所にある張り紙なのだが、「大量のトイレットペーパー」を流すときには、「分けて」流せ、と言うている……

 管が詰まるほど大量のトイレットペーパーを流す……というのは、いったいにどのような事態なのか……
 また、「分けて」流すとは、尻を拭く作業を一旦中断して、まずは一度水を流し、さらに尻を拭いてもう一度流すのか?
 それでは、水の「無駄遣い」になるのではないか?
 いつも心に「?」を描きながら、うんこしてます。はい。

 「禁煙」系の張り紙も多い。
 最近では、タバコを吸うと「スプリンクラーが作動する」という、もはや「脅し」かと思うような張り紙も、増えてきたようである。
 わしはこの3月まで、ほぼ毎週末、神戸市内の某ホテルにてアルバイトしてたのだが、ここの従業員用便所にも、同様の張り紙があった。

 「ここは煙草は吸う場所ではありません」

 日本語がおかしいのを、いつかホテルの誰かに訴えようと思ってたら、いつのまにかただ「禁煙」というプラスチックのプレートに変わってたのでした。


 

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便所物件を求めて

Ekibenkaratodai


 ずいぶん長いこと放置してしまった……
 のは、ひとつには、前回の書き込みで「収集」を宣言した「便所」表記を、見つけられなかったことにある。

 前回書き込んだときには、「あそことあそこには確実にある」と思っていたら……
 油断であった。
 いざ撮影せんと出かけてみると、なくなっていた……

 悔しいので写真だけは撮ってきたのが、神鉄・唐櫃台駅のホーム便所。
 ここに、この板壁に以前は木製の「便所」という看板が貼り付けてあったのだ。
 それが、今や看板もなく、あろうことか便所自体もまた老朽化を理由に「取り壊す」との看板が……
 2008年7月現在、この便所はすでになく、真新しい「お手洗」が、同駅には設置されている。

 あと、神戸市営地下鉄西神・山手線の三宮駅、ここの改札内にも、大きく「便所」との表記があった……あったはずなのだ。
 確かにあった……と思ってたのに……
 いつのまにか「お手洗」表記の看板に、取り替えられていたのだ。
 ショックだった……

 いつまでもあると思うな親と便所……

 が、しかし、便所を求めて彷徨ううち、とうとう見つけたのだ。

 それは「学校」にあった。
 正確には元・学校。

 旧・神戸市立北野小学校の建物を、そのまま再利用した「北野工房の街」、ここには、残ってました!
 プラスチック製にていささか味気ない……のが難点ではあるが、しかしともかくも「便所」。
 写真、撮っといた。

Benjojosi

 これらの写真と、神鉄・有馬口駅の便所を加えて「便所遺産」アルバムに追加しといたので、おヒマだったらご笑覧。

 実は、3月まで「ハケン」にて働いていた「三菱重工神戸造船所」の、ドック近くにも、その古さ、さらに風格といい「便所」と呼ぶにぴったりな、しかもきちんと入り口の看板にも「便所」と麗々しくも表記のある、実に便所らしい便所物件があったのだ……が、この構内は写真撮影が一切禁止されていて……ナミダを飲んだのだが……

 どーせハケンなのだから、こっそり撮っておけばよかった……

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便所主義

 「もうね、嬉しーて嬉しーて、便所の中でわたし、泣きましたもん!」

 「え?どこで?」
 思わず聞き返してしまったのだった。
 「だから、便所ですよ、便所。」

 わしは、とてもカンゲキした。
 先日、京都のさる大学で、漫画を学ぶ学生たちと話をしていて、その中の一人、Oが、さる新人賞に入選したときの喜びを語ってくれたのだが、「便所」で泣いたんだそうだ。「便所」で。
 
 女性の、しかも20歳かそこらのうら若い娘さんの口から「便所」という、このところ絶えて聞かなかった呼称を聞き、わしは、ワケもなくカンドーしてしまったですよ。
 もうその一点だけで、「ああ、この娘はえー娘ォや!」と思ってしまったですよ。はい。

 「便所」。
 わしら子どもの頃には、駅やら公共施設やらではどこも、「お手洗い」だの「WC」だの曖昧な呼称でなく、正々堂々直球勝負で「便所」と、大書してあったのだ。
 それが、気がつくとどこもかしこも駅さえも、こぎれいで「曖昧」な看板にとって代わられている。

 これは、今なお残る希少な「便所」看板も、見つけ次第に撮影し「便所遺産」として登録せんと、そのうちに絶滅するな……と思っていた矢先に、若い娘さんの口から「便所」と聞いて、わしは、本当に嬉しかった。
 
 Oよ、がんばれ。わしは、応援するぞ。
 その便所主義、ボットンパワーでもって、停滞する漫画界に旋風を巻き起こしてくれ!

 わしも、がんばって「便所」看板を探して歩くぞ。
 すでに2ヶ所見つけてんだけど、写真がまだなのだった。
 よし。がんばる。


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大と小の間に

 前回の「手洗い」モンダイに関しては、多くのご賛同を得られて、とてもうれしい。

 さて、便所にたどり着く前に、ついうっかりと「漏らして」しまった経験、これは男女ならびに大小に限らず、多くの人が持っている経験だと思うのだ。
 わしも、よくやる。うん。

 で、そのときにですね、「大」すなわちうんこだと、ついうっかりと先端約2センチほどを、便所に入る前に「漏らして」しまった、としてもですね、うんこなら、始末は簡単なんだ。

 「あ~~あ、間に合わなかったよ、おい……」
 などと呟きつつ、パンツずりおろし、先発してしまってパンツに付着したカタマリもしくは液状をですね、トレペで拭き取り、かねて用意のウェットティシュ(ちゃんと「備えて」おくのが紳士のたしなみ、ですね)で、きれーきれーにして、ついでにお尻もきれーにして、はいこれにて一件落着、あとは体温にてウェットティシュで濡れたパンツが乾くのを待つばかり……なのだが、しかし、しかし、なんです。

 これが、小便だと、ンな簡単にはいかないのだ。

 忘れもしない、あれは2月の寒い夜。
 わしは、大阪から神戸まで、阪神電車で帰ってきた。
 電車乗る前から、かすかに尿意はあったのだが、「降りたら便所へ行こう」と、電車の中でも考えてはいたのだが……
 しかし、暖かい電車の中でうとうとするうち、元町駅で降りたときには、尿意をすっかり忘れていて、改札出てから、「あ、便所……」と思い出したが、阪神元町駅の便所は改札の中。
 駅員に断って再びまた中に入れてもらうのも「めんどくさい」と思い、事務所に着いてからにしよう、と、駅から徒歩約5分の事務所に向かい、冬の街に一歩を踏み出したのであった。
 ……思えば、あれがマチガイだった……

 地下の駅からあがると、夜の街には寒風が吹きすさんでいた。
 ポケットに手を突っ込み、背中丸めて事務所への坂道を登った……のだが、突然に寒いところに出たせいか、さっきまでおさまっていた尿意が、再び、いや増しに増してきて……
 あと200メートル……ってあたりでは、もう我慢できないくらいに、せっぱつまってしまったのであった。

 こ……これは、もう、いかん……!

 と、事務所へたどり着いてから便所に入るのをあきらめ、手近にあったビルとビルとの隙間の路地に飛び込んだのである。
 幸いにも既に夜。ビルの陰に入ると、表通りからは完全に遮蔽される。

 「ほっ」としながら、立ち小便態勢に入った……のであるが、しかし、冬の厚着のせいか、ちんちんがパンツにひっかかってんのか、なかなか出てこない……ンである。
 「あ……あれ……?」
 と思ううち、ちんちん方面では、もう外に出たと勘違いしたのか、まだパンツの中なのに、放出を始めてしまったのである。
 「あ、あ、あ、……ああああっ!」
 小さく叫びつつ、必死で止めようとするのだが、既に噴出の始まった小便は、もうとまらない。
 止めるのを諦め、なんとかちんちんを外に引っ張り出したときには、おおよそ2/3ほどが、放出された後だった……

 ズボンも靴も「ずぶぬれ」である……

 惨めな気持ち抱え、ずーこ、ずーこ、とロボット歩きで事務所へ向かった……

 エアコンの吹き出し口にパンツとズボン吊るして、下半身裸で乾くのを待つ間、わしは、とてつもない敗北感に包まれておったので、ありました。

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便所とお手洗い

 かの大英帝国ならびに現・旧連邦諸国の、その大方の各家庭においては、台所で食器を洗った後、洗剤を流水で「漱ぐ」という過程を経ずに、いきなり布巾で拭いて「それでおしまい」というケースが多い、との報告を、以前に誰かのエッセイで読んだ。
 「イギリス人、ずぼら……」と思ってたのだが、こないだ、やはりその英国の、便所にまつわる習俗を聞きかじり、英国人てのは、スジガネ入りの「ずぼら」民族であることを確信した。

 「手を洗わない」そうだ。英国人。
 便所で用を済ませた後、大でも小でも、英国人は「手を洗わない」らしい。
 英国でも、公共施設やなんかの便所には、日本と同じく手洗い用のシンクが設けられては、いるらしい。
 が、そのシンクは、便所とは「別件」にて使用するもの、と認識されてるそうなのだ、大英帝国。

 日本では、便所のことを「お手洗い」、古くは「手水場」などとも称し、「排便・尿」と「手洗い」は「セット」になってんのだが、アチラでは、どうも違うらしい。

 映画なんかを見る限り、英国人、洟をかむには「ハンカチ」を使用し、また一度使用したそれを再びポケットにしまいこむ。
 子どもの頃、あれを見るたび「きったねー!」と思ってたのだが、どうも、白色紅毛の皆さんは、衛生に関する概念が、こちらとは少し違っているらしい。

 しかし、だ。
 「待てよ」と思ったんである。
 わしら、子どもの頃から、「便所の後は手洗い」と、もう常識として刷り込まれているのだが、これ、よく考えてみると、どこにも必然が見つからない。
 実を申すと、わしも、便所の後での手洗い、ついズボラこいてパスすることが多いのだが、そんでよく難詰もされるのだが、なんで「いけない」のだ!?

 「手を洗う」てことは、すなわち、「汚れてるから」なんだけど、便所の後の手は、汚れてるか?
 例えば、小便するとき、最後の「ぷるぷる」で、思わず手に小便がかかった……なら、手は洗う。ズボラなわしも、このときは手を洗う。確かに。
 しかし、しずくもかからず、無事に小便を終えたとき、わしの手は、わしのちんちんにしか触ってないのだ。
 わしのちんちんは、そないに汚れてはない……はずだ。

 うんこしたとき、紙が破れて指にうんこがついた。
 なら、手も洗う。この場合は、石鹸で洗う。
 しかし、紙も破れず、まして「ウォシュレット」使用した後、なんでわざわざ手を洗う必要がある?

 「紙を通しても、大腸菌その他の雑菌が手についている。」
 という意見もあるようだが、しかし、しかしだ、それくらいの雑菌など、街を歩いてれば、いつでもついてまわってんじゃないのか。

 考えれば考えるほど、「便所の後で手を洗う」必然が、どうしてもみつからないんである。
 まあ、風邪の防止には役立つだろうが……

 というワケで、今後わしは、便所の手洗いに関しては、断然に「英国式」を支持することに決めた。
 ……て、これまでも既に「実践」してたんだがね。

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世界便所めぐり

 「大小」別便所から「男女」別へ……と便所は変遷していった……と思ってたのだが、調べてみると、そう単純でもないようだ。

 「女子用」にも、かつては「小用」専用の便器が設置されていた歴史が、欧米には、あるらしいのだ。
 その名も「サニスタンド」。
 http://www.toto.co.jp/kids/alacarte/04.htm
 ↑これらしい。

 日本でも、一部の女子校やオリンピックが開かれた国立競技場には、今も存在してるらしい。
 で、日本に現存するその「サニスタンド」を、実際に使用してみたレポートなんぞも、見つけてしまったのだった。
 http://www.d2.dion.ne.jp/~727as/stand.html 

 レポートでは、「やや使いづらい」との結論得たようだが、「馴れ」のモンダイでも、あるように思える。
 だいたいがニッポン、かつてはこの「立ち」スタイルの小便が、女でも基本だったのだしね。

 しかし、である。
 上のレポートの便所は、どうやら「個室」になってるようだが、せっかくの女子小便器、これを「個室」に入れてしまっては、「省スペース」の観点から言うと、あんまり意味がない……というよりも、「大」用だけでなく「小」もまた個室では、むしろスペースは倍になるのでは……
 と、いらん心配もしておったら、「個室」でない「女子小便器」が、設置されているところも、やはり「ある」そうなのですね。
 ところはヨーロッパど真ん中、オランダのアムステルダムの空港ロビーに、それはあるらしい。
 http://tsukuba.utari.net/03labo/toilet/toilet.cgi?country=NL

 なーるほど。
 これなら、日本でよく見られる、あの「女子便所の行列」も、速やかに解消できる、てもんですね。
 デザインも、北欧らしく、なんだかシンプルでしゃれておるではないか。

 日本でも、これどんどん導入すべきではないか?
 そしたら、高速のSAやデパートでの、「女子便所の渋滞」も解消できるのにね。

 ……ところで、上記「女子小便器」には、どれにも「紙」が設置されてないようだが……
 ヨーロッパ婦女子は、小便の後、拭かんのか?

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「男女」と「大小」

 年末の、「洋式小便」に対しては、このブログ過去最高の「3件」というコメントをいただいてしまった。

 やはり、女性の皆さんは、「男も座ってやれ」というご意見が、大多数なんですね。

 某メーカーが開発した「男子小用」に「より対応した」という便器は、便器の形状をより深く、奥側を「より広く」することによって、飛沫の飛び散りを「防ぐ」とのことだそうだが……

 まあ、「座ってやる」とした方が、問題はより速やかに安上がりに解決するわな。

 ……とゆーよりも、問題は、そもそもあの便器で、座ってするうんこと、立って用を足す小便とを、「兼用」しようとしたとこに、あるのではないか……

 それ以前に、かつてはどこの家庭にも、また公共施設や飲食店、街のさまざまな便所に、必ずあった「男子小便器」……通称「あさがお」が、駆逐されてしまったところに、あるのではないか、と思ったんである。

 で、それがなんでなくなってしまったか?つーと、便所の使用区分の変化が、あの「あさがお」を便所から駆逐してしまったのではないか?と、かように愚考した。

 そうです。かつての便所の「区分」というのは、「男」「女」ではなく、「大」「小」、だったのです。

 「便所遺産」に挙げた、北条鉄道・法華口駅の便所などには、まだその区分が、はっきりと残っておりました。

 あの駅の便所は、確かに入り口が2ヶ所あり、便所も中で二つに仕切られていた。しかし、その2ヶ所というのは、駅の「外側」からの入り口と、「ホーム側」からの入り口、その二つを区切っているに過ぎず、「男女」の区別はないのであった。

 これ、昔の学校の便所も、そうでしたよね?少なくとも、小学校以来の、わしの学校は、そうだった(……つーても、中学・高校は男子校だったから「当たり前」なのだが……大学へ行くと、既に「男女」になってたな)。

 男女ともに同じ便所を使用し、男は、小便ならば手前側の「溝」便所で用を足し、うんこだったら個室に入る。女は、大小ともに「大」の方に入る。

 かつては、家庭の便所も含めて、どの便所にしたってその区分であったのだ。

 その区分が、「大小」から「男女」に変わるにつれ、「あさがお」が邪魔者扱いされ、省スペースの関係から「男子小用」に、女子用と同じく「兼用」を強いるようになったのではないか?

 今も、ごくたまに、前出「法華口駅」のように、古い駅便所などには、「男女」ではなく「大小」の区分しかない便所を見かけるが、あれは、「絶滅危惧種」でも、あったのですね。

 「便所遺産」の新しいテーマを、みつけてしまった。

 未来に残そう「大小」便所。

 今年のテーマは、これだな。

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洋式小便について

 先般の記事に、立読師さんからいただいたコメントで、「はた」と膝を打ってしまったんである。

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<引用>

バイトで女子男子両方の便所を
掃除していた経験からも言えますが
男子便所のほうが女子便所より臭いです
まぁ たいてい 小 の方で飛び散った残りカスが
匂いの元なんだろな…とは思っていましたが
一度 あまりの臭さに吐き気とともに咳き込みました
まちがいなく あれ は便座方面からでした

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 なるほど。

 小便が飛び散った、その「こびりつき」だったのか。

 ですね。確かに男子便所、立ったまま小便しますもんね。

 しかし、あの洋式便器とゆーもの、「男子小用」に際しては、「立ったまま」用が足せる、てことにはなっているが、しかし、である。

 あの形状では、それ、いささかムリがあるんじゃないか?

 とは、常から思ってんですが……

 和式の方でも、「大小兼用」の便器がありますが、あれもなあ……

 どっちにしろ、目標が遠すぎて、どないにしたって、外に飛び散りますって。

 そのあたり、メーカーも考えているらしく、近頃では「小用」に使いやすく、便器の形状を変えたものも出てはいるらしい。

 けどなあ……

 やっぱ、男の「立ったまま」の小用に対処するには、ムリがありますって。

 そもそも、あの便器で、立ったまま小便させようという発想がいかんのではないか。

 いっそ、ですね。男の小用に際しても、「座って」用を足す、てことにしてしまった方が、問題はすっきりさっぱり簡単に解決するのではないか?

 ちなみに、わしは、洋式便器で小便する際には、家でもヨソでも、ズボンを下ろして「座って」用を足します。

 その方が、「あ、ついでにうんこもしたくなった」て事態(これがまた、よくあるんだ)にも、速やかに対処できて、便器もきれいに使えるし、一挙両得、なのですね。

 「座ってしよう男の小便」

 ムリに立ってさせようとして、無駄な開発費使うくらいなら、TOTOとかInaなぞには、このキャンペーンをこそ、望みたい。

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